e巨大地震対策の強化を
- 2013.12.03
- 政治/大阪
公明新聞:2013年12月3日(火)付
乳幼児医療、観光集客も
松井知事に要望
大阪府議会公明党
大阪府議会公明党(清水義人幹事長)は2日、大阪市中央区の大阪府公館で松井一郎知事に会い、2014年度の施策ならびに予算編成に関する要望書を手渡した。
席上、清水幹事長らは「景気回復や災害対策は喫緊の課題。教育や社会福祉などでも課題は多い。府民の不安を払拭できるよう、的確にニーズに応えることが求められている」と主張した。
具体的には、(1)南海トラフ巨大地震対策の強化へ防潮堤の整備などで市町村と協議・調整(2)乳幼児医療費の助成拡充(3)歴史・食・文化など大阪の魅力発信の強化による観光集客(4)給付型奨学金の創設・拡充(5)児童虐待の撲滅へ児童福祉司の増員など体制強化(6)がん医療・ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)の体制整備(7)性犯罪被害者支援を行う民間団体へのバックアップ―などを要請した。
南海トラフ巨大地震対策について、松井知事は「まずはこの3年間で集中的に行う」と述べる一方、「セーフティーネット(安全網)の確保、また大阪の成長を実現するための施策を実施したい」と強調した。