e防空圏は容認できず
- 2013.12.09
- 情勢/国際
公明新聞:2013年12月7日(土)付
日中ホットライン設置急げ
遠山氏
6日の衆院安全保障委員会で公明党の遠山清彦氏は、中国が東シナ海に設定した防空識別圏について、「日本固有の領土である尖閣諸島を含み、全く容認できない」と強調した。
その上で、相互にスクランブル(緊急発進)をかけるなど不測の事態を避けるには、「日中間で危機管理のメカニズムやホットラインの仕組みを早急に設置する必要がある」と強調した。
小野寺五典防衛相は、第1次安倍内閣時に首脳合意した日中間における海上連絡メカニズムの設定作業が昨年の9月以降、進んでいない現状を報告。今後の調整については、「外交ルートでお願いをしている」と述べた。遠山氏は、災害時に被災者らを海から支援する病院船(災害時多目的船)の導入も求めた。