e大学生の"夢"を応援

  • 2013.12.16
  • 政治/大阪
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公明新聞:2013年12月16日(月)付



生の声受け止め政策に
中野氏、佐々木さんが参加 
予防医療、留学などで要望
党学生局が 関西懇談会



公明党の中野洋昌学生局長(衆院議員)は15日、佐々木さやか局次長(参院議員)と共に、大阪市西区の関西公明会館で開かれた「関西学生懇談会」に出席した。党学生局主催の同懇談会は学生の生の声を政策に生かすのが目的。今回の関西方面での懇談会を皮切りに東北・宮城、中国・広島、中部・愛知、九州・福岡の各方面で順次開催される。

冒頭、中野局長は、「学生局は来年2月で発足から5周年。さらに大学生の"夢"を応援していきたい」と話し、「政治は留学や入試、就職活動の在り方など学生に密接に関わっている」と強調。奨学金の延滞金利を軽減することなどが現場の要望を受けて推進されていることに触れ、「学生局の宝物は皆さんの声。しっかり受け止めたい」とあいさつした。

懇談会には、関西の9大学から男女学生が参加。関西大学2年の世羅拓人さんは、健康の維持・改善へ運動の仕方を処方する健康運動指導士について「仕事内容に魅力を感じている。健康・医療に関わる資格だから国家資格にすべきでは」と意見を述べた。

中野氏らは、医療費削減のためにも「予防医療に力を入れるべき。健康運動指導士についても研究していきたい」と応じた。

また、大阪市立大学工学部4年の辰田学さんが、「入学当初は留学を志したが、理系はカリキュラムの融通が利かず留学の機会が得られなかった」と述べると、中野氏は「学生が留学しやすくする取り組みは推進中だが、特に理系学生が困難という声を政策に反映させたい」と応じた。

さらに、看護師を志望する、森ノ宮医療大学3年の奥谷明子さんは、実習で障がい児を担当した経験を通じ、重度の障がいの場合、通常よりも大型の車いすを使用することを指摘。「公明党の推進でバリアフリー化が進んでいるが今後は、子どもの生活の質を向上させるため、大型車いすにも対応させていってほしい」と話した。

佐々木さんらは、「今までのバリアフリー化を見直したい」とした上で、「障がい者が参加しやすい社会へ、新しい視点をいただいたので生かしていきたい」と決意を述べた。

同懇談会には、党大阪府本部の八重樫善幸青年委員長、肥後洋一朗青年局長(いずれも府議)も参加した。

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