e猪瀬都知事 辞職表明
- 2013.12.20
- 情勢/社会
公明新聞:2013年12月20日(金)付
十分な説明なく辞意 山口代表
公明党の山口那津男代表は19日昼の記者会見で、東京都の猪瀬直樹知事の辞職表明について、大要、次のような見解を述べた。
一、就任1年で辞意表明に至ったことは誠に残念だ。東京オリンピック・パラリンピックの招致など実績もあったが、それを推進できずに終わったことも残念だ。猪瀬知事は自ら疑念を払拭することはできなかった。その点では、引き続き本人の説明責任が求められるだろう。
一、都知事選など今後の対応は党都本部や都政の運営に協力し合ってきた政党などとも相談しながら見極めたい。
一、(猪瀬知事の)辞任の経過からみると、信頼感の高い方を都民は望むのではないか。
都議会公明党
中島幹事長がコメント
19日に東京都の猪瀬直樹知事が辞職表明したことについて、都議会公明党の中島義雄幹事長は中島幹事長次のようにコメントした。
都議会公明党はこれまで、知事の徳洲会問題について、本会議や委員会で「辞職に相当する」「出処進退は知事自身が明らかにすべきだ」と訴えてきた。辞職表明は、知事として、都民、都議会に対する道義的、政治的な責任を果たそうとしたものであると受け止めている。