e筋ジス症患者支援 20年の継続に感謝

  • 2013.12.27
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年12月27日(金)付



治療の推進へ 10回目の募金寄託
歌手・BOROさんと首相が懇談
赤羽氏ら同席



難病の患者支援に役立てて―。全身の筋肉が衰える筋ジストロフィー症の治療や研究を推進する「AYAKA基金」代表の歌手・BORO(本名=森本尚幸)さんは26日、首相官邸で安倍晋三首相を表敬訪問し、10回目となる募金の寄託を行った。

これには、赤羽一嘉経済産業副大臣(公明党)と公明党の国重徹衆院議員が同席。募金は公益財団法人「精神・神経科学振興財団」の埜中征哉理事に手渡された。

BOROさんは、先天性筋ジス症により、9歳の短い人生を終えた少女・綾佳ちゃんと出会ったことから、1993年に同基金を設立。チャリティーコンサートなどを通じて協力を呼び掛けている。募金は今回で累計1000万円となった。

席上、安倍首相は、20年にわたる同基金の活動に謝意を表し、「BOROさんのような方にやっていただけると励みになる」と称賛。難病対策に関しても「充実させていく」と強調していた。

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