e日印の関係強化へ寄与
- 2014.01.06
- 情勢/国際
公明新聞:2014年1月6日(月)付
山口代表ら党訪問団
インドに向けて出発
公明党の山口那津男代表を団長とする公明党訪印団は5日午前、成田空港発のエア・インディア機でインドに向けて出発した。党訪印団として、竹内譲、岡本三成の両国際局次長(ともに衆院議員)が同行した。
今回の訪印は、インド政府の招聘によるもので、日印の友好関係をさらに発展させていくことが目的。党としてインドへの派遣は、2006年2月のインド・パキスタン訪問団以来3度目となる。5~12日の日程で、首都ニューデリー、デリー、アグラをはじめ、西部ムンバイ、南部バンガロールなどを訪れる予定だ。
出発に先立ち山口代表は、成田空港内で記者団の質問に答え、「近年、日本とインドは戦略的パートナーシップということで、政治や安全保障、経済での対話を重ねて、特にインドの経済発展のために日本の技術協力を促進してきた」と指摘。その上で、公明党の訪印団派遣について、「与党の立場で日本とインドの関係強化のため寄与できるようにしたい」と述べた。
さらに、両国の歴史的、文化的な関係を踏まえて、「政治的な関係強化は、単に政権の立場から見るだけではなく、オールジャパンで取り組んでいく視点も重要だ」との考えを示すとともに、「政党としての外交の基盤、信頼関係の基盤を併せて築きたい」と強調した。
経済協力に関しては、日本がインドの都市間を結ぶ鉄道インフラの整備などを支援していることから、今後も「インドの優れたIT(情報技術)や豊富な人的資源を、将来生かせるように日本が協力していきたい」との考えを示した。