e教育交流促進で一致

  • 2014.01.08
  • 情勢/国際
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公明新聞:2014年1月8日(水)付



党訪印団 クルシード外相と会談



【ニューデリー6日=西田義光】公明党訪印団(団長=山口那津男代表)は6日午後、ニューデリーでインドのサルマン・クルシード外相と会談し、日印の教育交流を深めていくことで一致した。

クルシード外相は、日本とインドの経済協力を一段と進めていく必要性を強調した上で「中学、高校で日本語(を学ぶ)プログラムがあるが、まだ少ない。これを増やしていくことが重要だ」と指摘。さらに、かつて仏教研究の中心地として栄えたナーランダ大学の再興に対する日本の支援に謝意を表明した。

山口代表は「ナーランダ大学の歴史的な伝統を生かした平和教育の哲学を進めることに、今後とも協力していきたい」と応じた。

また、安倍晋三首相の訪印なども予定され、「日印の関係を深めていくチャンスが今ほど高まっている時はない」と力説した。

一方、外相が原子力利用に対する日本の連立与党の考え方を聞いたことに対し、山口代表は「大きく言えば、(自公両党で)当面の政策で異なるところはない」と強調した。

その上で、日印原子力協定交渉について、昨年5月の日印首脳会談で交渉を加速させることで一致している点を踏まえ、互いに柔軟性を持って引き続き協力していくことが必要と主張。日本には被爆経験や、東京電力福島第1原発事故によって「国民に敏感な反応がある」とした上で、「そこに理解を求めながら進めようとしている」と述べた。

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