e奮闘! 大阪市議会 佐々木哲夫議員

  • 2014.01.10
  • 政治/大阪
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公明新聞:2014年1月10日(金)付



巨大地震やインフラ劣化など
地域課題に全力投球



関西圏有数の工業地区として栄えてきた大阪市西淀川区。近年はマンションの建設が相次ぎ、緑と調和した街づくりが進められている。昨年末、変わりゆく街並みの中で、昔ながらの情景を保つ路地裏の民家を訪ねると、市議会公明党の佐々木哲夫議員(46)を囲む、語らいの輪ができていた。「ささき・ふれあいミーティング」と銘打たれた出前相談会だ。



毎月2回、地区単位でふれあいミーティング


「津波警報が出たらどこに逃げたらいいんやろ」。話題は災害対策。参加者から相談が口を突いて出てくる。海抜ゼロメートル地帯が大部分の西淀川区の住民にとって、南海トラフ巨大地震への警戒感はひときわ高い。

重要課題だけに、応じる佐々木議員も真剣だ。「避難は高い所へ」と公明党も推進した津波避難ビルを紹介。「避難場所を家族で決めておくことが大切」と、家庭での防災会議も呼び掛けていた。

この相談会は佐々木議員が初当選した2011年4月以降、毎月2回以上、党地区単位で開いてきたものだ。

同区を活動の舞台にする党西淀川支部の女性委員・岸田昌子さんは「佐々木議員は誠実。説明も的確で分かりやすい。だから党員の側も『ふれあいミーティングへ一人でも多くの人を』と真剣なんです」と心情を語った。

毎回約30人が集うといい、ミーティングだけでも佐々木議員はこの2年半、2000人と膝詰めで交流したことになる。また隔月で約1万3000部発行している「ささきレポート」も理解を広げる力になっている。

佐々木議員と党員の絆の強さは活発な地域活動にも表れている。支部の全地区で日常的に総点検運動を実施しており、その都度、佐々木議員に報告される。遊歩道の大野川緑陰道路で施された車いすの安全に配慮した改修や、丁字路への「自転車止まれ」標識の設置など総点検が起点となった実績は数多い。



"現場力"で信頼広げる

「日本一の党員」に支えられ総点検運動で多くの実績


さらに、各地区の清掃グループも、それぞれ息が長い。花川地区の「クローバーグループ」(椎林照代代表)は、JR塚本駅から西に延びる姫島通りのごみ拾いを13年間、毎月欠かしたことがなく、地域住民にも広く知られるまでに成長した。

「日本一の党員に支えられている。地域を離れて政治はない」という佐々木議員。生まれ育った、この地で全国的な問題につながる課題に直面してきたことも、議員としての力を付けてきた源泉だ。

11年1月末、西淀川区内で工業用水道管が破裂し、道路が冠水する事故が発生した。原因は水道管の劣化。全国的に社会インフラの老朽化が問題になる「前兆のような事故だった」という佐々木議員は当選後、この問題を議会で追及。市の下水道管の約4分の1が耐用年数を超えていることなどを市側から引き出し、早急な対応を訴え続けている。

同年8月には、区内で児童の虐待死事件が起き、列島を揺るがした。直後から佐々木議員も議会質問に立つなど、公明党が一丸となり、児童虐待ホットラインの強化など市の防止策を前進させた。

現場の声を政治に生かすことに、力を注いできた佐々木議員。その現場力が今ほど求められている時はない。

昨年10月、大阪府は南海トラフ巨大地震の被害想定を公表。液状化により堤防が決壊し、地震から約10分で濁流に襲われる地域に、西淀川区の3カ所が含まれていた。

液状化対策の緊急性が高い堤防のうち、多くは西淀川区を流れる左門殿川、神崎川の関連だ。今、対策へ総力を挙げる地域にとって、現場力を持つ佐々木議員は欠かせない。

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