e中小企業との「適合」がカギ

  • 2014.01.17
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年1月17日(金)付



佐藤副大臣に申し入れ
未内定者の就活支援で
党PT、学生局



公明党の学生就職問題プロジェクトチーム(PT、遠山清彦座長=衆院議員)と青年委員会学生局(中野洋昌局長=同)は16日、厚生労働省に佐藤茂樹副大臣(公明党)を訪ね、未内定の就職活動学生に対する集中支援で申し入れを行った。

遠山座長は「景気は回復傾向にあるが、大学生らの就職内定率はリーマン・ショック前の水準まで戻っていない」と指摘。(1)ジョブサポーターと大学の就職相談員との連携強化(2)臨床心理士による未内定者の心理的ケア(3)未内定者を持つ保護者への理解促進―など7項目を要望した。

中野局長は、これから中小企業の採用活動が本格化することを踏まえ、「学生と中小企業のマッチング(求人と求職の適合)強化が内定率アップのカギ」と強調。新卒応援ハローワークやジョブカフェを活用した個別支援を行うとともに、インターネットの民間就活サイトを通じて支援策を周知すべきとした。

併せて、党学生局が全国各地で開いた「学生懇談会」で聴取した、就活に関する大学生らの声を紹介した。

佐藤副大臣は「今月21日から3月末まで、政府として未内定就活生の集中支援期間に入る。そこで7項目の要望に前向きに取り組みたい」と答えた。

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