e沖縄との交流促進を
- 2014.01.21
- 情勢/社会
公明新聞:2014年1月21日(火)付
福島の復興へ 定期航空便再開など要請
若松氏、党 福島県議団
公明党福島県議団(甚野源次郎団長)の甚野、今井久敏、安部泰男の各議員は20日、若松謙維参院議員と共に那覇市の沖縄県庁で高良倉吉副知事に会い、福島県の復興・再生に向けた沖縄県との交流促進を求める仲井真弘多知事宛ての要望書を手渡した。党沖縄県本部の糸洲朝則代表(県議)が同席した。
席上、甚野団長、若松氏らは、沖縄と交流を強めていくことが福島の復興・再生に大きくつながると指摘。その上で、福島と那覇の両空港を結ぶ定期航空路線について、「再開を求める声が多数寄せられている」と訴え、沖縄県の協力を強く求めた。
また、今も600人を超える福島県民が沖縄で避難生活を送っていることに言及。引き続き避難者のニーズに応じた支援を要請するとともに、福島県への教育旅行の実施や同県産品の消費拡大への協力も併せて要望した。
これに対し高良副知事は、福島―那覇の航空路線について、県として航空会社に再開の要請を行っていることを報告。「ぜひ再開を実現したいので協力していきたい」と答えた。また「福島が活力を取り戻すことが日本にとって重要だ」との認識を表明し、福島との交流促進に積極的に取り組む考えを示した。