e最善の白内障手術へ
- 2014.01.23
- 情勢/テクノロジー
公明新聞:2014年1月23日(木)付
多焦点レンズで意見交換 党厚労部会
公明党の厚生労働部会(古屋範子部会長=衆院議員)は22日、衆院第2議員会館で日本眼科医会、日本眼科学会と白内障手術に用いる多焦点眼内レンズについて意見を聞いた。
同レンズは遠近ともに、ある程度は眼鏡なしで見える半面、薄暗い場所で文字が見えにくいなどの短所もある。2008年からは患者負担が一部軽減される先進医療として扱われており、今月16日には公明党の尽力で2年延長も決定した。
眼科学会の大鹿哲郎常務理事は、「術後の患者の一部から、『思うように見えない』との声もある」と指摘。今後2年間でデータを集め、どのような患者に多焦点レンズが合うのか確認を進めると述べたのに対し、古屋部会長は、「患者にとって最善の方法を探るため、連携していきたい」と応じた。