e「ニコニコ動画」のネット中継から
- 2014.01.23
- エンターテイメント/メディア
公明新聞:2014年1月23日(木)付
若手議員が"本音"トーク
若者雇用で首相に"直言" 石川委員長
「ブラック企業」対策さらに 濱地、 国重氏
インターネットの動画サイト「ニコニコ動画」で21日夜、公明党青年委員会(石川博崇委員長=参院議員)の生放送番組「ワカモノ トークラウンジ」がスタートした。番組に出演した石川委員長と、同委員会広報企画ワーキングチームの濱地雅一座長、国重徹事務局長(いずれも衆院議員)の主なやり取りを紹介する。
午後7時30分、党本部から生中継がスタート。番組前半は、青年委に所属する14人の国会議員を、石川委員長らが写真パネルで紹介。続いて、出演者3人が議員になる前のエピソードを語り合った。
濱地 (外務省出身の)石川さんは"外交のスペシャリスト"として活躍していますが、どんな学生時代でしたか?
石川 高校3年間、毎朝7時に登校し、校内の清掃をしていました。大学時代も環境問題に関心を持って活動していました。
国重 石川さんは私の剣道部の先輩でもありますが、こんな奇特な高校生はいませんよ。
石川 濱地さんは相当な苦労人です。
濱地 父から継いだ会社の倒産をきっかけに、33歳で司法試験に挑戦、36歳で弁護士に。既に妻子がいたため新聞配達の仕事をしながら勉強していたので、深夜2時に寝て朝5時に起きる日々でした。
石川 国重さんの弟はプロボクサーです。
国重 5年前の深夜、その弟と協力して暴行犯を取り押さえ、交番に連行。スポーツ紙に大きく取り上げられたこともありました。
番組後半、党の青年政策にテーマが移ると議論はさらにヒートアップ。
石川 公明党は昨年、「ワーク・ライフ・バランス」(仕事と生活の調和)に関するアンケートを実施し、政策提言を安倍晋三首相に行いました。若い人の雇用確保や賃金の上昇を進めます。
濱地 現場で低賃金の実情を聞きましたが、対策をしっかり考えないと。
国重 厚生労働省は、中野洋昌党学生局長(衆院議員)の国会質問を受け、志望先が「ブラック企業」かどうかを判断する材料として、大卒向け求人票に、過去3年間の離職者数の公表を企業に求めることを決定しています。
石川 外交にも力を入れています。昨年9月に党青年議員団が中国を訪問。昨年末には韓国、アメリカ、イギリスなどの駐日大使らと懇談。「公明党は日本の国政の未来を担う多士済々のメンバーが揃っている」と賛嘆してくれました。
さらに青年委員会の議員は、東北の被災3県にそれぞれ担当を持ち、復興にも全力を挙げています。
国重 今年は党にとって重要な年です。
石川 (11月に)結党50周年の節目を迎えます。その時に党国会議員の3分の1が青年議員であることは意義深いですね。青年委員会は公明党の立党精神を継承し、新しい時代を築いていきます。
視聴者からは、「党を背負う青年委頑張れ濱」「人材の宝庫ですね」などのコメントが相次いだ。同委員会は今後も定期的に放送を行う予定。