e農産物に甚大な被害

  • 2014.02.18
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年2月18日(火)付



ビニールハウス倒壊 西田氏らが緊急調査
埼玉・本庄市



公明党の西田実仁参院議員(党埼玉県本部代表)は17日、同県本庄市を訪れ、記録的な大雪で農家のビニールハウス倒壊が相次いでいる現場を緊急調査した。小暮ちえ子市議が同行した。

調査では、五十嵐淳さんら、イチゴやトマトなどの生産者から窮状を聴取。五十嵐さんらは、雪の重みによるビニールハウスの倒壊を「想定外」として、国の支援を求めた。

生産者の一人は、農作物だけで1000万円程度の被害を受けたと説明。ビニールハウスを建て直す場合は、さらに1000万円以上の費用が掛かると訴えた。

また、倒壊したビニールハウスについて「撤去を何とかしてほしい」として、撤去に多額の費用が必要になるほか、撤去を請け負う業者が少なく、倒壊したすべてのビニールハウスの撤去には数年かかる恐れがあると指摘。ビニールハウスを建て直そうとしても、資材が不足し、円滑に進まないことに懸念を示した。

さらに、農業共済の補償が受けられるか不透明な現状を報告。再び今回のような大雪に見舞われる恐れがあっても「(事前の)対策がない」と強調した。

調査を終えた西田氏は「関東一円の施設園芸は未曽有の危機に陥っている。対応に全力を挙げる」と述べた。

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