e子どもの未来へ連携

  • 2014.02.25
  • 情勢/国際
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公明新聞:2014年2月25日(火)付



ユニセフ事務局長と会談
山口代表ら



公明党の山口那津男代表は24日、衆院第2議員会館で国連児童基金(ユニセフ)のアンソニー・レーク事務局長らと会談し、紛争終結地帯での地雷除去や、東日本大震災被災地の子ども支援などについて意見交換した。

会談には、魚住裕一郎参院会長、上田勇国際委員長、遠山清彦国際局長、大口善徳国会対策委員長代理の各衆院議員が同席した。

山口代表は一行の来日を歓迎するとともに、ユニセフへの日本からの拠出金を、2014年度予算案に盛り込むことができたと報告。また、紛争が続くシリアの周辺国や、大型台風で甚大な被害が出たフィリピンに公明党から議員を派遣し、調査に基づいた日本の支援が前進していることを紹介した。

レーク事務局長は公明党の国連、ユニセフ支援に謝意を述べ、公明党が推進してきた地雷除去活動を高く評価。山口代表は「紛争後は地雷などの危険除去と、難民の定住など連続した支援が重要だ」との認識を示し、引き続き地雷除去を着実に支援したいと応じた。

一方、山口代表は、来年3月に仙台市で国連防災会議が開かれることに言及。東日本大震災被災地では、精神的なケアが必要な子どもが多数いることに触れ、会議では子どもたちの心のケアも議題にしてほしいと要請した。

これに対しレーク事務局長は、「仙台での会合では子どもたちの意見を聞く場を持ちたい」と強調。今後も子どもたちの未来のために連携していくことを確認した。

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