e知的資産経営に生かして
- 2014.03.17
- 情勢/社会
公明新聞:2014年3月15日(土)付
技術や理念共有し業績向上へ
党懇話会が日行連と意見交換
公明党の行政書士制度推進議員懇話会(石田祝稔会長=衆院議員)は14日、参院議員会館で、日本行政書士会連合会(日行連、北山孝次会長)、日本行政書士政治連盟(日政連、中西豊会長)と、知的資産経営について意見を交わした。
知的資産とは、企業の人材や技術、組織力、理念など経営資源の総称。行政書士で知的資産経営認定士の髙谷桂子さんは、「目に見えにくいものだが、自社の強みを把握して活用すれば、業績や企業価値の向上に結び付く」と強調した。加えて、知的資産を分かりやすく伝えて共有する報告書を作成し、経営に生かすメリット(利点)を訴えた。
一方、日政連の盛武隆副会長は、知的資産経営の普及に取り組む金融機関が全国的な広がりを見せていない現状や、都道府県の中に中小企業を支援する条例を定めていない自治体がある点を指摘。「公明党の皆さんに使い勝手のいい条例を作ってほしい」と要望した。