e津波被災地で"縁側懇談"

  • 2014.03.25
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年3月25日(火)付



高木(美)さんら 高台移転で課題聞く
福島・新地町



公明党の高木美智代衆院議員は24日、福島県北部の津波被災地である新地町を訪問し、復興加速への課題を聞くため住民と懇談するとともに、加藤憲郎町長と意見交換を行った。高橋利宗・相馬市議が同行した。

同町は公明議員が不在で、高橋市議が住民相談に当たっている。

高木さんらは、被災した住民宅で"縁側懇談会"を実施。仮設住宅に暮らす男性からは「国に意見を言いたいが機会がない。きょうのように直接、話ができるのはありがたい」「かゆいところに手が届く支援を」との声が寄せられた。

漁業者の寺島清一さんは「津波から逃れる避難道として使った高台の町道を拡幅してもらいたいが、45人が所有する道路沿いの共有地は整備に着手できない」と窮状を訴えた。

町役場では、加藤町長が「高台移転が進むにつれ、生活道整備が不可欠になっている。しかし、個人が所持している土地や共有地を町が取得し、町道を拡幅するのが難しい。国の支援をお願いしたい」と要望。

これに対し高木さんは「法的に共有地が整理できるか確認するとともに、県道や漁港、防潮堤についても早期整備へ公明県議と連携していく」と答えていた。

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