e医療・介護 人材確保が急務

  • 2014.03.25
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年3月25日(火)付



新たな財政支援などで協議
党包括ケア推進本部



高齢者が住み慣れた地域で医療や介護などのサービスを一体的に受けられる体制づくりをめざす、公明党の地域包括ケアシステム推進本部(桝屋敬悟本部長=衆院議員)は24日、衆院第1議員会館で、医療や介護の人材確保について厚生労働省と意見交換した。

厚労省は、2014年度に新たな財政支援制度を創設し、(1)医師や看護師、介護従事者の確保(2)医師の地域偏在解消(3)訪問看護の推進―などに取り組む予定だと説明。また、医療の質向上に向けて、幅広い領域の疾病や傷害で初期対応を行う「総合診療専門医」の養成を「17年度を目安に開始する」と述べた。

併せて、介護職に関しては、平均賃金が低く、常勤労働者の離職率が高いことから、キャリアアップ支援や労働環境の改善などが必要だと指摘した。

会合終了後、輿水恵一同本部事務局長(衆院議員)は「介護職については、地方議員と連携して具体的な実態を調査する」と語った。

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