e単純ミス防止せよ

  • 2014.04.03
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年4月3日(木)付



汚染水漏れ対策で提言
参院特委で新妻、秋野氏



2日の参院原子力問題特別委員会で公明党の新妻秀規、秋野公造両氏は、東京電力福島第1原発で発生した汚染水漏れ事故の再発防止策などについて質問した。

新妻氏は、事故の原因究明を進めるよう求めた一方、配管の弁の開閉作業を間違えるといった単純ミスを防ぐ暫定的な対策も徹底すべきと指摘。

飛行機開発の現場で作業ミス根絶に取り組んだことがある自らの経験を踏まえ、「弁レバーの正しい位置を示すひな形の準備や、現場の班長がダブルチェック(二重の確認)をすることが対策として考えられる」と提案した。

参考人として出席した東電の広瀬直己社長は、警報が鳴った後の確認の不備やダブルチェックを怠ったことなどを「大きな反省点」と説明。警報と同時に水を送るポンプが止まる仕組みの導入や作業手順の徹底で、事故の再発防止に努めると述べた。

秋野氏は、放射線の低線量地域における、人体の被ばく線量を迅速かつ高精度に判定する技術の開発などに関して質問した。

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