e福島再生 前に進める

  • 2014.04.07
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年4月5日(土)付



中間貯蔵施設めぐり議論
党復興会議



公明党の東日本大震災復興加速化本部(本部長=井上義久幹事長)と、東日本大震災福島県復興加速化本部(若松謙維議長=参院議員)は4日、参院議員会館で福島復興会議を開き、除染で出た汚染土などを保管する中間貯蔵施設の建設に関して、福島県の内堀雅雄副知事らと意見交換した。

政府側から浜田昌良復興副大臣と浮島智子環境大臣政務官(ともに公明党)が出席。公明党から井上幹事長のほか、石井啓一政務調査会長らが参加した。

冒頭、井上幹事長は、中間貯蔵施設の建設には「福島県のさまざまな意見、要望を踏まえる必要がある」と述べ、「福島再生を着実に進める観点から議論を深めたい」とあいさつ。

会議では、中間貯蔵施設の建設を大熊、双葉両町に集約するとした国の配置計画案をめぐって精力的に意見交換。この中で内堀副知事は、「震災から4年目に入った福島県で一番大きな、複雑な問題が中間貯蔵施設の設置」とし、建設に伴う具体的な生活再建策などを早期に示すべきだと訴えた。

井上幹事長は「被災者の立場に立ち、思いを受け止めて、政府・与党一体となって国の支援策を打ち出していく」と決意を述べた。

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