e老朽高速道の安全確保
- 2014.04.07
- 情勢/社会
公明新聞:2014年4月5日(土)付
改正法案 衆院審議入り
佐藤(英)氏が質問
老朽化した高速道路の更新に必要な財源の確保などを盛り込んだ道路法等改正案が4日、衆院本会議で審議入りし、公明党の佐藤英道氏が質問に立った。
この中で佐藤氏は「高速道路の安全性と利便性を向上し、その機能のさらなる充実を可能にするもの」として同法案を評価。東日本大震災で高速道路が津波から多くの人命を守った事例を挙げ、インフラ整備に対し「『バラマキ』『ムダ遣い』などの心ない批判がいかに的外れであるか言うまでもない」と主張した。また、約50万橋が架かる市町村道の修繕、長寿命化では「技術者の不足に起因する対応の遅れが生じかねない」として早急な対策を要望。太田昭宏国土交通相(公明党)は「国などの支援策で持続的なメンテナンス(維持)の仕組みを構築したい」と答えた。
さらに、佐藤氏は、高速道路の半地下部分の区間に天井をつけ、その上部空間を有効活用する必要性を強調。ETC(自動料金収受システム)搭載車専用のスマートインターチェンジについては、地域活性化へ「ますます高まるニーズ(要望)に応えるために、新たな補助金制度の創設が必要不可欠」と訴えた。