e効率的で安全な医療へ
- 2014.04.11
- 情勢/テクノロジー
公明新聞:2014年4月11日(金)付
党合同会議 ICT活用で講演聴く
公明党の「ICT(情報通信技術)社会に対応するための個人情報保護及び社会保障・税共通番号制度(マイナンバー制度)推進委員会」(高木美智代委員長=衆院議員)と厚生労働部会(古屋範子部会長=同)は10日、衆院第2議員会館で合同会議を開き、NTT東日本関東病院の落合慈之院長から、医療現場におけるICT活用などに関する講演を聴いた。
落合氏は、医療の効率化や安全確保のためには、医薬品や医療機器について、「誰が、誰に、何を」使ったかなどを明らかにする「"トレーサビリティー"の確保が大事だ」と強調。その上で、バーコードで薬剤や医療機器の履歴を管理するなどの自動認識技術の活用が、国際的な動きとなっている現状を説明した。併せて、患者記録などの適切な管理に向けて、マイナンバー制度の普及を訴えた。