e今国会中の成立めざす
- 2014.04.17
- 政治/国会
公明新聞:2014年4月17日(木)付
「監視機関」へプロジェクトチーム初会合
特定秘密保護で与党
自民、公明両党の「与党国会及び政府の情報機能の強化に関するプロジェクトチーム(PT)」は16日午後、衆院第2議員会館で初会合を開き、特定秘密保護法の運用を監視する国会機関をめぐる協議を開始した。
冒頭、公明党の大口善徳・党特定秘密保護法のフォローアップに関するPT座長(衆院議員)があいさつし、国会監視機関の設置について、同法が国会の要求に応じて政府による特定秘密の提供を定めていると指摘。その上で、国会に常設監視のための機関を設けることで自民、公明、日本維新の会、みんなの4党が合意しているとし、「今年12月の法施行から逆算すると時間がない」と強調した。
会議では、特定秘密の国会監視機関について、自民、公明両党がそれぞれ党内でまとめた案を説明した。
同日午前には、自民・石破茂、公明・井上義久両幹事長が都内で会談し、国会監視機関を設置するため、今国会中に国会法改正をめざす方針を確認した。