e今国会で法改正急げ
- 2014.04.18
- 政治/国会
公明新聞:2014年4月18日(金)付
特定秘密監視機関 合意へ議論を加速
中央幹事会で山口代表
公明党の山口那津男代表は17日、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、16日に発生した韓国の客船沈没事故について、「犠牲者に心から哀悼の意を表するとともに、行方不明者の一刻も早い救出を望んでいる」と述べた。
また、山口代表は、16日に自民、公明の与党両党が、特定秘密保護法の運用を監視する国会機関をめぐる協議を始めたことに言及。国会が求めた場合に政府は特定秘密を提供するとの同法の規定や、与党、日本維新の会、みんなの4党が国会に監視機関を設置することで合意した経緯などを踏まえ、「年末の法施行に間に合うように制度化することが大切だ」と指摘した。
その上で、「与党でまず合意をつくり、4党あるいはもっと幅広い合意をめざすという目標に向かって、議論の加速が必要だ。これができなければ、法施行の十分な(国民の)理解が得られない恐れがある」と強調し、今国会での国会法改正に向けて「強い責任感に立ち、同法や4党合意の趣旨に沿った合意形成をリードしていく」と訴えた。