e地域に信頼と党理解の輪広げよう!

  • 2014.04.22
  • 政治/大阪
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公明新聞:2014年4月22日(火)付


結党50周年を飾る取り組みの一環として、公明党女性委員会(古屋範子委員長=衆院議員)は全国で女性議員主張大会を展開中です。その先駆を切り19日、大阪市西区で開催された関西女性議員主張大会に登壇した女性議員7人の主張を紹介します。


生活弱者の声を政策に


奈良県本部 富木つや子 上牧町議


発達障がいの児童・生徒が通う「通級指導教室」が上牧町のある北葛城郡になく、遠くまで40分かけて通っているとの相談を2年前に受けました。

議会質問で取り上げた当初、町の厳しい財政状況や指導員の配置などの課題が多くあるとの、開設に期待が持てない答弁が続きました。そこで、保護者と共に県庁を訪れ、設置を求める要望書を提出。そして昨年9月、上牧町内にある小学校の空き教室を活用し、開設することができました。

保護者からも「近くにできたことで、親子に心のゆとりができた」と感謝されています。「大衆とともに」の立党精神を胸に、これからも前進していきます。


議員力向上へ学習会開催


和歌山県本部 宮本要代 岩出市議


和歌山県本部には現在、10人の女性議員がおり、私は女性局長として活動しています。

南北に長い和歌山県。それぞれの地元の中で、公明新聞の推進や議会改革、国と地方のネットワークの力を生かしたインフラの改修など、地道に党勢拡大に務める女性議員の姿があります。

こうした中、今年から議員総会などの機会に議会報告や一般質問の情報交換の場を設けています。現在は「新女性サポートプラン」策定のために、ヒアリングを進めています。また、「子ども子育て支援新制度」の学習会も開催。地元市町での新制度構築に反映させ、和歌山県女性局から波動を広げていきます。


党実績をハンドブックに


大阪府本部 岡林 薫 枚方市議


大阪府本部では、全女性議員が行政区や総支部でキャンペーン街頭を行っています。枚方市でも、女性党員と共に毎月の女性街頭に加え、市議会の3人の女性議員で、スポット街頭も頻繁に行っています。

また、府本部女性局内には、子育て支援、教育・文化など、六つのプロジェクトチーム(PT)があり、政策提言につなげようと、視察や研修会を行ってきました。

さらに、政策委員会を立ち上げて、子育て、健康、仕事など6項目にわたる党の実績を一冊にまとめた「ウイメンズ・ハンドブック」を作成し活用しています。59人の府本部所属の女性議員が力を合わせ、頑張ります。


住民と共に悩み解決へ


兵庫県本部 平野菅子 三田市議


私が議員として活動する三田市は、開発から30年が経過したニュータウンと農村が混在する地域です。こうしたことから、地権者が不明で市道認定できず、インフラ整備で問題を抱える事案も少なくありません。

先日も、他党議員ができなかった市道認定に関する相談を受けました。モットーである「地域の方と一緒に、悩み考え動く」との決意で取り組み、地権者が東京在住と判明。粘り強く対応し、市道認定を勝ち取ることができました。

こうした取り組みで地域住民に「住んで良かった」と言ってもらえることが、党勢拡大につながると感じます。今後も現場第一主義で闘います


女性の視点で施策進める


京都府本部 岡田秀子 八幡市議


2003年4月に、市議会公明党初の女性議員として当選、現在、3期目となりました。

今年度の新規事業として盛り込まれた子育て支援センターの拡充など、女性からの視点で施策を進めつつ、周辺2市1町の女性議員と共に地域を回り、街頭演説を行っています。

また、他県の女性議員から、世界展開する空手道場の八幡支部長を紹介され、党への理解を深めていただくとともに、公明新聞の新規購読もお願いできました。

衆望を担う公明党の議員として、「政策・発信・拡大・現場」の四つの力を付け、住民の期待に応えられる議員へ成長するため、今後も努力し続けていきます。


調査活動に徹し政策実現


滋賀県本部 清水ひとみ 大津市議


総勢30人の議員が所属する党滋賀県本部は、半数が女性です。この強みを生かし、女性局の県・市・町議が一丸となり「子育て支援や介護等のアンケート調査」を大々的に実施しました。

例えば、数多くの声が寄せられた産後ケアの実施に向け、助産院を訪問し聞き取り調査を実施。その結果を踏まえ、県や市町へ支援策を要望しました。この結果、今年度の県の事業として、大津市のNPOに委託し、産後ケアがスタートすることになりました。

今回のアンケート調査を通じ、女性局や県と市町の連携の重要性を再確認しました。今後も住民の声に応えるため、全力で頑張ります。


食の大切さを伝える


福井県本部 北川晶子 勝山市議


私は2003年に初当選し、市初の女性の農業委員に選出されました。それを契機に「子どもたちに、地元の米のおいしさや食の大切さを伝えよう」と、県の関係者と共に、ボランティア団体「おにぎりの会」を発足させました。

主な活動は、幼稚園や保育園で食育紙芝居を上演したあと、地元産の米を炊き、園児らと一緒におにぎりづくりを行います。この体験型の取り組みは大変好評で、地元紙や農業新聞に取り上げられたほか、09年には農林水産省から表彰を受けることができました。

今までの活動に固執せず、さまざまな方との交流で党理解者も増えています。今後も議員力を高め、拡大に走ります。

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