e第三者機関 申し入れへ
- 2014.04.25
- 政治/国会
公明新聞:2014年4月25日(金)付
与野党8党 衆院選改革で議長に
与野党10党は24日午後、国会内で幹事長会談を開き、衆院選挙制度改革について、衆院議長の下に第三者機関を設置することをめぐって再協議した。協議の結果、自民、公明、民主など与野党8党は、あらためて伊吹文明衆院議長に申し入れることで一致した。共産、社民両党は設置に反対した。
公明党から井上義久幹事長が出席した。
会談の席上、自民党の石破茂幹事長は、定数削減をはじめとする衆院選改革について「一定の方向性を出してもらうため、賛成する党で議長に第三者機関の設置を要請したい」と提案。共産、社民を除く8党がこれに賛成した。
終了後、井上幹事長は記者団に対し「議長には各党協議を踏まえて第三者機関の設置をお願いしたい」と強調。その上で、「(議長は)各党協議を勘案して判断されると思う」と述べた。