e中韓と首脳会談実現を

  • 2014.05.09
  • 情勢/国際
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公明新聞:2014年5月9日(金)付



山口代表 環境整備へ交流促進



公明党の山口那津男代表は8日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、「日中、日韓の関係改善は、東アジア地域、そして国際的な関係においても重要な意味を持つ」として、両国との交流をさらに進めていく考えを示した。

山口代表は、大型連休期間を中心に行われた閣僚や国会議員による海外交流のうち、公明党の北側一雄副代表ら超党派の国会議員が参加した、日中友好議員連盟の訪中について言及。特に、中国共産党序列3位の張徳江・全国人民代表大会常務委員長(国会議長)が、同訪中団との会見に応じた点については、「友好的に改善を進めるという空気が醸成された」として評価した。

その上で、日中首脳会談の実現に向けて、こうした対話の機運を生かして交流を重ねていく必要性を訴えた。

一方、韓国の客船事故に関しては、「日本が再発防止策などで役に立つことがあれば、それを積極的に提供し、互いに助け合うという関係(構築)を進めたい」と主張。

併せて、日韓の外務省局長級協議が4月から始まったことにも触れながら、今後の日韓関係の改善や首脳会談の実現に向けて、「環境を整えていかなければならない」と指摘した。

さらに山口代表は、太田昭宏国土交通相(公明党)が4月末に韓国の関係閣僚らと会談したことを受け、今後、党としても政府と連携しながら、「さまざまな交流に積極的に取り組みたい」と表明した。

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