e国立病院再建へ資金協力
- 2014.05.13
- 情勢/国際
公明新聞:2014年5月13日(火)付
公明、現地調査し窮状を訴え
フィリピン台風被害、進む日本の復興支援
昨年11月の大型台風で死者・行方不明者7300人を超す甚大な被害を出したフィリピンに対し、日本の復興支援が着実に前進している。
政府は2013年度補正予算で、フィリピンに対する66億円の無償資金協力を決定。4月29日には、エンリケ・オナ保健相と日本の国際協力機構(JICA)フィリピン事務所の丹羽憲昭所長が、無償資金協力に合意した。これにより、同国中部に位置するレイテ島のタクロバン市にある国立東ビサヤ地域医療センター(外来棟)と、保健センター4カ所が再建される運びとなった。
さらに、被災地での結核の流行を防ぐため、痰の結核菌を調べる顕微鏡の供与も進み、早期診断と蔓延防止に役立っている。
フィリピン復興支援の原動力となっているのが公明党だ。今年1月には、秋野公造、河野義博の両参院議員が、特に被害の大きかったレイテ島などを調査。国立東ビサヤ地域医療センターでは、カリンデス・シリロ院長からCT(コンピューター断層撮影装置)など医療機器が浸水して使用できなくなっている窮状や、「新病院の建設には日本の協力が必要」との訴えに耳を傾けた。
さらに一行はマニラ市でオナ保健相とも会い、「災害時に医療支援の中心的な役割を担う東ビサヤ地域医療センターの再建が求められている」との要請を受けていた。
現地調査を終え、まず河野氏が、2月7日の参院予算委員会で現地の状況を報告。「復興にはまだまだ時間がかかる」と強調し、継続した支援の必要性を訴えた。
続いて秋野氏が3月10日の同委員会で、被災地の医療体制が崩壊し、出産などへの影響が深刻だとして、「医療拠点である国立病院に支援を」と主張。これに対し岸田文雄外相から、「東ビサヤ地域医療センターの再建を支援していきたい」との答弁を引き出していた。さらに、結核の蔓延を防ぐため、顕微鏡の供与も求めていた。
昨年11月の大型台風で死者・行方不明者7300人を超す甚大な被害を出したフィリピンに対し、日本の復興支援が着実に前進している。
政 府は2013年度補正予算で、フィリピンに対する66億円の無償資金協力を決定。4月29日には、エンリケ・オナ保健相と日本の国際協力機構(JICA) フィリピン事務所の丹羽憲昭所長が、無償資金協力に合意した。これにより、同国中部に位置するレイテ島のタクロバン市にある国立東ビサヤ地域医療センター (外来棟)と、保健センター4カ所が再建される運びとなった。
さらに、被災地での結核の流行を防ぐため、痰の結核菌を調べる顕微鏡の供与も進み、早期診断と蔓延防止に役立っている。
フィ リピン復興支援の原動力となっているのが公明党だ。今年1月には、秋野公造、河野義博の両参院議員が、特に被害の大きかったレイテ島などを調査。国立東ビ サヤ地域医療センターでは、カリンデス・シリロ院長からCT(コンピューター断層撮影装置)など医療機器が浸水して使用できなくなっている窮状や、「新病 院の建設には日本の協力が必要」との訴えに耳を傾けた。
さらに一行はマニラ市でオナ保健相とも会い、「災害時に医療支援の中心的な役割を担う東ビサヤ地域医療センターの再建が求められている」との要請を受けていた。
現地調査を終え、まず河野氏が、2月7日の参院予算委員会で現地の状況を報告。「復興にはまだまだ時間がかかる」と強調し、継続した支援の必要性を訴えた。
続 いて秋野氏が3月10日の同委員会で、被災地の医療体制が崩壊し、出産などへの影響が深刻だとして、「医療拠点である国立病院に支援を」と主張。これに対 し岸田文雄外相から、「東ビサヤ地域医療センターの再建を支援していきたい」との答弁を引き出していた。さらに、結核の蔓延を防ぐため、顕微鏡の供与も求 めていた。