e森林の利用を提案
- 2014.05.16
- 情勢/社会
公明新聞:2014年5月16日(金)付
藻谷氏 「里山資本主義」で講演
党経済再生本部
公明党の日本経済再生推進本部(上田勇本部長=衆院議員)は15日、衆院第1議員会館に日本総合研究所調査部の藻谷浩介主席研究員を講師に招き、「地域経済と里山資本主義」とのテーマで講演会を開いた。
藻谷氏は、日本の国土面積の約7割を占める森林を活用することを提案。軽量かつ丈夫などの理由から海外で注目を浴びている集成木材(木の板を繊維の方向が交差するように重ねて接着した建築材料)への加工や、その副産物として生まれる木くずを利用した発電事業などを紹介した。
その上で、「これをやれば『日本が救える』わけではないが、地域のエネルギー自給率を高める意味でもやれる所からどんどんと始めるのが重要」と述べた。