e胃がん撲滅に期待

  • 2014.05.20
  • 情勢/テクノロジー
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公明新聞:2014年5月20日(火)付



保険適用の取り組み評価
ピロリ菌発見でノーベル賞
マーシャル氏と懇談 秋野氏



公明党の秋野公造参院議員は19日、胃がんの主な原因とされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の発見で2005年にノーベル生理学・医学賞を受賞した、来日中のバリー・マーシャル博士と都内で懇談した。これには、東京大学医科学研究所の岩本愛吉教授(日本感染症学会前理事長)が同席した。

席上、秋野氏は「公明党が北海道大学の浅香正博特任教授と連携して、ピロリ菌除菌治療の保険適用拡大に取り組んだ結果、昨年2月に適用の範囲が慢性胃炎にまで拡大された」と報告した。

また、マーシャル氏が胃がん予防における内視鏡検査の重要性を指摘したのに対し、秋野氏は、除菌に対する保険適用の要件として内視鏡検査の実施を盛り込んだことを紹介。マーシャル氏はこの点を評価した。

さらにマーシャル氏は、日本でピロリ菌が除菌できれば、「(他の国の)模範になる」と述べた。秋野氏は、胃がん撲滅にさらに取り組む決意を語った。

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