e国民から見える独法に
- 2014.05.29
- 情勢/社会
公明新聞:2014年5月29日(木)付
河野氏が質問 通則法改正案が審議入り
独立行政法人(独法)の業務を効率化するための独法通則法改正案が28日、参院本会議で審議入りし、公明党の河野義博氏が質問に立った。
河野氏は、昨年12月に公明党の独法・特会改革委員会が稲田朋美・行政改革担当相へ行った独法の主務大臣の責任・管理強化や"見える化"推進などの提言に言及し「提言後に公明党の主張が反映された政府方針が示され、今回の改正はその具体的な前進を図るもの」と評価。その上で、主務大臣が行うことになる独法の業績評価について「いわゆる『お手盛り』の評価になってしまうのではないかとの厳しい指摘もある」とし、有識者会議を活用するなど「国民に見える運用」を求めた。稲田担当相は「透明性を確保し、国民に見える運用を行うことが重要」と答えた。
また、河野氏は「独法に事業別のコスト算出を可能にする管理会計を導入し、マネジメントの高度化を図るべき」と指摘。稲田担当相は「新藤義孝総務相と協力して検討する」と述べた。