e自転車事故防ぐ対策を
- 2014.05.29
- 政治/大阪
公明新聞:2014年5月29日(木)付
私立幼稚園の移行支援訴え 都市農業のモデル促進も
大阪府議会で垣見議員
大阪府議会本会議が28日行われ、公明党の垣見大志朗議員が質問に立った。
垣見議員は、公明党大阪府本部が進める自転車の安全利用総点検運動に言及。その上で、事故防止への取り組みとして、「改正道路交通法の周知徹底や、一時不停止など事故に結び付く交通違反への指導・取り締まりの強化、自転車が安全に通行できる道路空間の確保が重要だ」と指摘した。
これに対し府側は、(1)交通ルールの広報活動(2)悪質で危険な違反の取り締まり強化(3)駅や学校、商業施設周辺のエリアや府道における自転車通行帯を示す路面表示―などを実施していくことを明らかにした。
また、垣見議員は、来年度導入予定の「私立幼稚園の子ども・子育て支援新制度への移行」に関連し、「新制度では、認定こども園への移行を希望する私立幼稚園が基準を満たす限り、都道府県が特例を設け、移行を認める仕組みがある」とし、供給過剰を理由に門前払いがないようにすべきだと訴えた。府側は全ての私立幼稚園が移行できるよう対応すると答えた。
さらに垣見議員は、都市農業の活性化のため、「農地中間管理機構」の早期整備と岸和田市の丘陵地区などの活用を提案。府から農業のモデル地区化を推進する答弁を引き出した。