e失明、片方でも障がいに

  • 2014.06.04
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年6月4日(水)付



佐藤副大臣に友の会 基準の見直しで要望



佐藤茂樹厚生労働副大臣(公明党)は3日、厚労省で「NPO片目失明者友の会」の久山公明代表らと会い、片方の目を失明した人の視覚障がい者認定を求める要望を受けた。石川博崇参院議員が同席した。

現行の基準では、片方の目を失明しても、もう一方の目が視力0.6以下でないと視覚障がい者に認定されないため、同会は基準の見直しを求めて署名活動を展開してきた。

席上、久山代表は、同会が集めた3万6199人分の署名簿を佐藤副大臣に手渡し、「片目失明者は就職に制限があり、子どもは保育所などへの入園を拒否される場合もある」と述べ、認定基準の見直しや義眼への助成を求めた。佐藤副大臣は、「重く受け止める」と述べた。

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