e研究拠点の支援が重要

  • 2014.06.13
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年6月13日(金)付



山口代表 理研は信頼回復急げ



公明党の山口那津男代表は12日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、理化学研究所などを「特定国立研究開発法人」に指定する法案がSTAP(スタップ)細胞論文問題によって、今国会での審議を見送られたことに関して、「理研は委員会を作り、外部有識者の意見を聞きながら改革を模索しているが、失った信用、信頼を早期に回復して新たな研究に挑んでほしい」と述べた。

その上で山口代表は「わが国の競争力を生み出し、成長に資する研究拠点を国として支援できるようにしなければならない」とし、「若い研究者が意欲を持ち、厳しい競争の下でも立派な研究成果を出せる環境や体制をさまざまな政策で整えるのが重要だ」と強調。

今月、政府・与党で取りまとめる新たな成長戦略や、経済財政運営の指針となる「骨太の方針」の議論で、こうした視点を生かしていく考えを示した。

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