e深刻な若者自殺防ぐ

  • 2014.06.18
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年6月18日(水)付



谷合氏らが取りまとめ
超党派議連が緊急要望



超党派の国会議員でつくる「自殺対策を推進する議員の会」(尾辻秀久会長=自民)は17日、首相官邸で菅義偉官房長官に対し、若者自殺対策に関する緊急要望を行った。公明党から谷合正明参院議員が参加した。

緊急要望は、自殺が10代の死因2位、20代と30代では死因1位という深刻な現状であることを踏まえ、谷合氏が座長を務める同会の若者自殺対策ワーキングチームが、民間団体など10団体にヒアリングを実施して取りまとめた。

席上、谷合氏は、若者の自殺対策として、「まずは小・中学校でストレスなどへの対処方法を身に付ける教育を導入すべきだ」と訴えた。その上で、医療機関と地域が連携した相談体制の整備や、相談にたどり着けない若者に積極的に関与する「アウトリーチ」を強化することなどを求めた。

このほか同会側は、地域自殺対策緊急強化基金の恒久財源化も訴えた。

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