e15年度予算で重点要望
- 2014.08.11
- 情勢/経済
公明新聞:2014年8月9日(土)付
公明の各部会
公明党の各部会は7、8の両日、関係府省に対して2015年度予算概算要求に向けた重点政策を要望した。
【厚労部会】党厚生労働部会(古屋範子部会長=衆院議員)は8日、厚労省で田村憲久厚労相に対し、女性の活躍推進へ、子ども・子育て支援新制度の財源確保や在宅テレワークの環境整備などを訴えたほか、がん受診率向上に向けたクーポン配布の継続など女性の健康支援を求めた。
また、危険ドラッグの乱用根絶や地域包括ケアシステム構築、生活困窮者支援の確実な実施を要請した。
【内閣部会】党内閣部会(高木美智代部会長=衆院議員)は7日、首相官邸で加藤勝信官房副長官に対し、(1)子ども・子育て支援新制度の「量的拡充」と「質の改善」を実現する必要財源の確保(2)マイナンバー制度の円滑な導入と、本人確認に利用する個人番号カードの無償交付(3)ストーカー、DV(配偶者などによる暴力)対策の強化―などを求めた。
【環境部会】党環境部会(斉藤鉄夫部会長=衆院議員)は7日、環境省で浮島智子環境大臣政務官(公明党)に対して(1)東京電力福島第1原発事故に伴う放射性物質の除染作業の促進(2)犬猫殺処分ゼロへ取り組み強化(3)太陽熱、地中熱利用の推進(4)風力発電事業の拡大(5)子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)の推進―などを要望した。