e街頭演説 地域変える決意、将来像語ろう

  • 2014.08.11
  • 情勢/解説

公明新聞:2014年8月9日(土)付



きょうからお盆にかけ、夏休みとなる人も多い。人々が日々の多忙さから少しでも解放されるこの時期、街頭演説で公明党を知ってもらう機会にしていきたい。

街頭演説では、面識のない人と交流できる場合が少なくない。特に今の時期は帰省中の人も多く、普段は会えない人たちの声を聞けるチャンスである。演説の場所や回数を増やし、一人でも多くの人と交流を深めていこう。

国民が日常的に触れるテレビや新聞などの報道は、必ずしも公明党の考えや取り組みを正しく伝えているとは言えない。中には誤解を与えかねない報道もある。公明党議員が党の真実の姿を訴える意味は大きい。

最近では、安全保障法制の整備に関する閣議決定をめぐり、一部のメディアが事実と異なる報道を繰り返した。今でも党の対応に疑問を感じている人がいるかもしれない。堂々と分かりやすく説明し、理解・納得してもらうことが重要だ。

街頭演説の最中に、通りすがりの人と対話が弾み、そのまま住民相談の場になることもある。9月には地方議会の定例会が始まる。一人一人の意見に真摯に耳を傾け、新たな政策提案や実績に結び付けていきたい。

過疎化や人口減少が進む地域では、都市部からの"Uターン"を促す対策が喫緊の課題だ。例えば、帰省した人たちに「再び地元で暮らすには何が必要か」と聞いてみてはどうだろうか。思いも寄らない意見や解決の手掛かりを発見できるかもしれない。

地方議員による不祥事が相次ぎ、政治を見る有権者の目は厳しくなっている。信頼を取り戻すには、地域のために真剣に闘う姿を有権者に知ってもらうしかない。街頭演説は、その有効な手段の一つでもある。

党鹿児島県本部は、全議員が定時に決まった場所で街頭演説を行い、党支持者が友人と一緒に熱心に聞いてくれるなど、各地で大きな反響を呼んでいる。住民は、どの議員が真剣か、誰が地域のために汗を流しているか、よく見ている。

地域再生の決意とビジョンを高らかに掲げ、街頭で訴えていこう。

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