e台風災害で各地に爪痕

  • 2014.08.18
  • 情勢/気象
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公明新聞:2014年8月15日(金)付



石田氏と高知県本部が調査



公明党の石田祝稔衆院議員と高知県本部(池脇純一代表=県議)の議員団は14日、台風12、11号による豪雨で被害の爪痕が残る安芸市、北川村、高知市、四万十町の現場を調査し、関係者から要望を受けた。これには池脇県代表のほか、黒岩正好、西森雅和の両県議、山根堂宏・高知市議、浜田和子・南国市議、米田さよこ・安芸市議(市議選予定候補)、吉村アツ子・四万十町議が参加した。

土砂崩れの状況を聞く池脇県議ら=14日 高知市安芸市穴内の漁港海岸では、防波堤の2カ所が100メートル以上にわたって決壊。堤防から約100メートル沖にある離岸堤も破損し、横山幾夫市長は早期復旧に向けて国の財政支援を求めた。また約1000ミリの雨量を観測した北川村では、山肌の崩落で発生した土石流により、国道493号が一時、通行止めに。大寺正芳村長は「二次災害の危険があり復旧作業も長期化する。国道の代替となる自動車道の整備が必要だ」と要望。石田氏は、「早期整備に向けて迅速に取り組んでいく」と語っていた。

一方、大規模な土砂崩れが発生した高知市鏡的渕では、12世帯34人が避難を余儀なくされており、24時間の監視態勢を継続。雨量が940ミリを超えた四万十町では、水位の上昇した四万十川支流の吉見川から流れ込んだ水で、町中心部の278棟が床上・床下浸水に見舞われ、ビニールハウスなどの農業被害も施設と作物を合わせて約4億9300万円に上るという。池脇県代表は「国と県が連携して必要な支援策を進めていきたい」と話していた。

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