e舞若道(春日―福知山間)無料に
- 2014.08.27
- 情勢/気象
公明新聞:2014年8月27日(水)付
公明議員の連携で実現
豪雨で寸断の国道を迂回
西日本高速道路株式会社は26日、豪雨災害による通行止めで寸断されている、国道175号の迂回路とするため、舞鶴若狭自動車道(舞若道)の春日インターチェンジ(IC、兵庫県丹波市)と福知山IC(京都府福知山市)の区間の料金を、同日午後4時より無料にすると発表した。無料化の対象は、春日―福知山間のみを利用する車両で、他のICから入って同区間を通過する場合は通行料がかかる。
国道175号は、地域にとって重要な生活道路で、丹波市内では前山川にかかる八日市橋が崩落し、完全復旧には長時間を要する見通し。また、府県境の塩津峠などでも通行止めが続く。
舞若道の区間無料化は、公明党の国、地方議員の連携で実現した。発端は21日、丹波市入りした中野洋昌衆院議員に、田坂幸恵市議が、「一般道路を利用しているが、渋滞でひどく時間がかかる。舞若道の無料化を実施してほしい」という知人の声を紹介したこと。辻重五郎市長も「ぜひお願いしたい」と要請した。
中野氏は即座に、東京にいた山本香苗参院議員に連絡。山本さんは同日に開かれた党災害対策本部の席上、国土交通省の担当者に無料化実施の検討を求めた。一方、京都府の山口勝府議と兵庫県の野口裕県議も、各府県の担当部局と協議し、国などに対して無料化要望を進めた。
今回の無料化に辻市長は「迂回路が確保され市民生活の復旧が一歩前進した。公明党の迅速な対応に感謝している」と語っている。