e石綿被害 解決へ要請受ける
- 2014.09.12
- 情勢/社会
公明新聞:2014年9月12日(金)付
党対策本部が原告団と面談
公明党アスベスト(石綿)対策本部(本部長=江田康幸衆院議員)は11日、衆院第2議員会館で大阪・泉南アスベスト国賠訴訟の原告、弁護団と意見交換した。
同訴訟は大阪府泉南地区の石綿工場の元労働者と周辺住民らが、肺がんなどの健康被害を受けたのは、国が安全規制を行わなかったことが原因だとして、2006年に提訴したもの。原告59人のうち、13人が死亡している。来月9日に最高裁の判断が示される。
席上、原告側は「国は70年も前から石綿の危険性を知りながら、何も教えてくれなかった」として、「命あるうちの解決へ支援をお願いしたい」と訴えた。
江田本部長は「政治としてしっかり対応したい」と述べた。