e公明党全国大会 新たな衆望担い新時代開こう
- 2014.09.22
- 情勢/解説
公明新聞:2014年9月22日(月)付
結党50年から次の50年へ、「衆望を担い、新たな時代を開こう!」との決意に満ちて出発した党大会となった。
この半世紀、幾多の政党が国民の期待に応えられず、生まれては消えていった。その中で、公明党は「大衆とともに」の立党精神を継承し、国民の夢や願いを実現してきた。次の50年も公明党が新たな衆望を担い立つとの誇りを胸に、どこまでも住民のため、地域のために尽くし抜く闘いに勇んで前進したい。
戦後日本は世界に例を見ない高度経済成長を果たし、大きな発展を遂げてきた。
しかし、少子高齢化の進展やバブル経済崩壊後の景気低迷などに伴って、現行の社会システムにほころびが目立ってきている。
来年は戦後70年。再び日本に活力をもたらすための改革を進め、国民が安心して暮らせる社会を政治が実現しなければならない。公明党は、その先頭に立つ。
党大会では、公明党が綱領に掲げる「中道」の今日的な意義や、これからの時代に求められる政党のあり方を確認し合った。
中道の役割は幅広い合意形成の軸となり、政治の新しい進路を切り開くことである。多様化する国民の声を集約し、政治に反映させる力が政党にますます要求される中で、その期待に応えられるのは、現場第一主義で政治を動かす力を持つ公明党だけである。
公明党が揺るぎない基盤を構築し、政治の舵取りをリードする"扇の要"の役割を担い続けなければならない。
今後2年の間に、来春の統一地方選挙に加えて再来年に参院選が予定され、さらに衆院の解散総選挙も視野に入ってくるであろう。三つの政治決戦に党が一丸となって勝ち抜きたい。
まずは来春の統一地方選である。そこでは、地方創生をどの党、どの候補者に託すかが問われる。山口代表が強調したように、地方議会に軸足を置いてきた公明党だからこそ、地方創生に力を発揮できる。公明党が断じて全員当選を果たし、地方創生をけん引していきたい。
統一地方選を突破口に連続勝利を果たし、日本の新時代を開いていこうではないか。