e統一地方選の勝利へ先駆

  • 2014.09.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年9月24日(水)付



声をつかむネットワーク強化
党都本部大会で山口代表
経済のエンジン東京を元気に



公明党の山口那津男代表は23日、結党50年を記念する党全国大会後、先駆を切って都内で開かれた党東京都本部大会に出席してあいさつし、「政党は地方議会の基盤があればこそ、国民の声を的確につかむことができる。そういう政党は公明党しかなく、日本政治にとって貴重な存在だ」と述べ、来年春の統一地方選に勝利する意義を訴えた。

席上、山口代表は、党大会で確認した公明党の原点に触れ、「『大衆とともに』の立党精神があるからこそ、公明党は草の根のネットワークを築くことができた」と強調。さらに、「生命・生活・生存を最大に尊重する人間主義」を政治理念とする中道政治を貫いてきたとして、「公明党は人間主義という座標軸がブレないから、政治を安定させる役割を果たすことができる。そこに、立党精神が貫かれていることを誇りに思う」と語った。

当面の重要政策課題に関しては、自公連立政権の優先課題である経済再生や、社会保障と税の一体改革を着実に前進させ、国民の期待に応えていくと強調。

消費税率引き上げをめぐる政府の対応については、進行する少子高齢化の中で、社会保障制度を持続し拡充するためにも「大局的な判断を進めていくことが大切」とした上で、「今の経済状況を見極めて判断する必要がある。円安で物価が上昇しているという現実もある」などとの認識を示し、経済に勢いをつけるための対策を実行する必要性を指摘した。

社会保障の充実に関しては、党を挙げて「地域包括ケア」を推進していくと強調。さらに、「経済のエンジンである東京が元気にならなければいけない。2020年開催の東京五輪・パラリンピックを大きなチャンスとして、大都市の機能や力をバージョンアップしていきたい」と述べ、環境に配慮した都市づくりなどの取り組みを強化していくとの考えを示した。

一方、高木陽介都代表(衆院議員)は、「党員、支持者、地域の皆さんに喜んでいただける公明党になり、一人一人の議員が現場の声をしっかり受け止めて政策を実現していこう」と呼び掛けた。

このほか、新任の長橋桂一都幹事長(都議)があいさつ。大田総支部の的場茂夫副支部長が活動報告した。

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