e危険ドラッグ 規制条例厳しく
- 2014.10.02
- 政治/大阪
公明新聞:2014年10月2日(木)付
大阪府議会で八重樫議員
帰宅困難者対策が前進
大阪府議会本会議が1日開かれ、公明党の八重樫善幸議員が代表質問に立った。
八重樫議員は、南海トラフ巨大地震に備えた府のアクションプランに触れ、(1)広域にわたる帰宅困難者対策の確立(2)発災時に災害ボランティアが速やかに活動できる仕組みづくり―を提唱した。
帰宅困難者対策について府側は、「府域を超えた検討会を立ち上げ、年度末をめどに大阪駅周辺地区における対応マニュアルを作成する」と明言。災害ボランティアに対しては、関係団体と協働した研修の充実、ネットワークの拡大に努める考えを示した。
また八重樫議員は、自転車の安全利用に関連し、「自転車通行空間の拡充、交通ルールの周知や啓発広報をすべきだ」と強調。府は、自転車通行空間のさらなる整備と有名タレントを活用したイベントの実施に取り組むと述べた。
このほか八重樫議員は「現行の危険ドラッグ規制条例を全国で最も厳しい条例に改正すべき」と力説。大阪都構想の「特別区設置協定書」にも言及し、「二重行政の解消どころか、三層構造をつくり出し、一部事務組合という区民の声が直接届かないブラックボックスができ上がることになる。知事や市長がめざした都構想の姿とは全くかけ離れた協定書だ」と指摘した。