e水道老朽化対策早く

  • 2014.11.10
  • 情勢/経済

公明新聞:2014年11月8日(土)付



参院本会議で横山氏 地方の食品産業に支援も



自公政権が進める地方創生に向けた関連2法案が7日、参院本会議で審議入りし、公明党から横山信一氏が質問に立った。

この中で横山氏は「地方創生に取り組むに当たって最も困難な地域は離島と半島」と指摘。地域資源を活用した産業振興など半島の取り組みに触れ、「地域の発意に基づく多様な取り組みに柔軟に対応できる支援策が必要」と強調した。

また、都市部の若者が地方で暮らして地域協力活動を行う「地域おこし協力隊」について、安倍晋三首相が隊員数を今後3年間で3倍に増やすことを指示した点に言及し、「意欲的な目標だ。どう実現するのか」とただした。

さらに、製造業の中で食品産業で働く従業員の割合が高い地方で「食品産業は、地域再生の重要なカギ」との考えを示した上で、「地方の食品加工場は、中小・零細(企業)が中心で、燃料の高騰、原料や労働力の確保などに苦慮している」として支援を求めた。

一方、地域の防災・減災対策を進める上で「水道の老朽化対策は急務」と指摘。人口減少などに伴う料金収入の減少で、水道の運営環境が厳しい状況を紹介し、「水道事業を維持するには、国の積極的な財政支援が不可欠」と訴えた。

安倍首相は「老朽化対策を進めるため、地方公共団体への必要な財政支援を行っていく」と答えた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ