e日中首脳会談に意欲
- 2014.11.10
- 情勢/国際
公明新聞:2014年11月8日(土)付
山口代表に安倍首相 「握手し対話したい」
安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は7日夜、首相官邸で懇談した。
席上、安倍首相は、10日から北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた中国の習近平国家主席との日中首脳会談の実現について、「会談を行えるようにタイミングを調整し、今後の対話の道が開けるよう、なお一層頑張りたい」と表明した。
これに対し、山口代表は「ぜひ頑張っていただきたい」とエールを送った。
また、安倍首相は山口代表に対して、外務省が同日公表した「日中関係の改善に向けた話し合い」と題する合意文書について説明した。
終了後、山口代表は記者団に対し、懇談の中で安倍首相が「習主席と会い、しっかり握手を交わして対話したい」と、力強い決意を語っていたことを強調。
その上で、日中首脳会談の実現が動き出したことについて、「かなり困難な溝があったので、今後、(会談を)大きな足掛かりにして、さらに対話を深めて関係を強化していくことが重要だ」と述べた。