e関係改善へ大きな一歩

  • 2014.11.11
  • 政治/国会

公明新聞:2014年11月11日(火)付



山口代表 実現求める「努力」が結実



公明党の山口那津男代表は10日午後、日中首脳会談が第2次安倍政権下で初めて実現したことについて、国会内で記者団に対し、大要次のような見解を述べた。

一、この連立政権において、初めて日中首脳会談が実現したことは、大切な一歩になった。前政権で政治対話が途絶えて以来、私自身も政権発足当初(の2013年1月)に安倍晋三首相の親書を預かって、当時の習近平総書記に会い、関係改善の必要性を訴えた。それらの延長の上に、さまざまな努力が実って首脳会談が実現した。首相自身が言われたように、戦略的互恵関係の原点に戻って日中関係を改善していく一歩になったので、その一歩を二歩、三歩と進めて、揺るぎない関係をつくり上げるべきだ。

一、(会談で、習主席が村山談話に言及し、安倍首相が「歴代政権の歴史認識を引き継ぐ」と述べたことについて)私の代表質問などでも、首相は「歴代内閣の談話を継承する」と述べていた。その意思が中国の首脳に直接伝わったという意味で、これは重要なメッセージになったと思う。

一、(「日韓関係も好転する一歩になるか」との質問に対し)そのようにしていくべきだ。日韓関係も、改善すべき重要な関係であり、さらに歩みを進めてもらいたいと期待している。

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