e地方創生法案成立期す
- 2014.11.14
- 情勢/社会
公明新聞：2014年11月14日（金）付
山口代表 サンゴ、感染症対策も
公明党の山口那津男代表は13日午前、東京都新宿区の党本部で開かれた中央幹事会であいさつし、終盤に入る臨時国会への対応に触れ、自公政権が掲げる「地方創生」の基本理念などを定めた地方創生関連法案について、「今国会の最大の目玉であり、成立をさせなければならない」と訴えた。
加えて、緊急対策が必要な課題として、東京・小笠原諸島などで相次ぐ中国船によるサンゴ密漁への対策を強化するための法案に言及。「（密漁への）罰則の強化で（与野党の）合意形成を図りつつある。成立させなければならない」と強調した。
また、すべての感染症について、患者や医療機関に血液などの採取や提出に応じるよう、都道府県知事が要請できると規定した感染症法改正案に触れ、「鳥インフルエンザやエボラ出血熱への対応で日本の体制を整えていくという意味で重要な法案だ。こうした優先度の高い法案、合意形成のできる法案の成立を図り、与党の責任を果たしていく」と力説した。
一方、公明党が結党50年を迎える17日に「感謝の集い」を都内で開催することについて、「公明党に対して、さまざまな形で貢献いただいた方々を各界からお招きして、感謝の気持ちを表し新たな出発の日としたい」と述べた。
