e軽減税率必ず実現
- 2014.11.25
- 情勢/社会
公明新聞:2014年11月25日(火)付
埼玉の街頭で山口代表
賃金上昇の流れさらに
公明党の山口那津男代表は24日午後、埼玉県内3カ所で開催された街頭演説会に、岡本三成、輿水恵一の両前衆院議員(衆院選予定候補=比例北関東ブロック)と共に出席し、消費税の軽減税率に関して「ようやく導入をめざすところまで来た。ここは公明党が踏ん張らなければならない」と訴え、衆院選での支援を呼び掛けた。
同県越谷市で山口代表は、衆院選について「消費税率10%への引き上げを1年半後に延期して軽減税率の導入をめざす。経済再生に力を入れて経済の足元をしっかりさせていく。これをお願いする選挙だ」と述べ、景気回復の流れを確実にしていくと強調。
また、賃金引き上げに触れ、公明党が政労使会議を提案し、政府が2年連続で賃上げを要請したことを紹介。今年から大企業の9割、中小企業の65%が賃上げを実施し、「2年前(の民主党政権)と比べると給料全体が大きく上がった」と指摘するとともに、賃金の上昇が物価の上昇に追い付いていないため「消費税率10%への引き上げを1年半延期する間に、物価に追い付く賃金の上昇を進めようとしている」と力説した。
訪日外国人の観光促進については、自公政権がビザ発給要件の緩和などを推進した結果、「2年前の民主党政権の時、外国人観光客は836万人だったが、今年は1300万人に達し、(訪日外国人の旅行消費額は)2年前から倍増の2兆円に達する勢いだ。こうやって経済の力をさらに強めていきたい」と訴えた。
街頭演説で、岡本氏は「経済基盤が確立できるよう、さらに働く」と力説。輿水氏は「『福祉の党』として社会保障と生活を守る」と必勝の決意を述べた。