e関西が必勝へ総決起!
- 2014.12.01
- 政治/大阪
公明新聞:2014年11月29日(土)付
賃金アップ、消費喚起へ
小選挙区6氏、比例4氏が決意 大阪で山口代表が訴え
公明党の山口那津男代表は28日、大阪市内で開かれた党政経懇話会に出席し、「公明党の勝利で実感できる景気回復を」と訴えた。これには、関西の衆院選小選挙区に挑む6氏と比例近畿ブロックの予定候補4氏が出席し、あいさつした。
山口代表は50年前の結党の意義について、「既存の政党では届けられなかった"大衆の声"の受け皿として誕生したのが公明党だ」と強調し、連立政権の重責を担う政党に育てていただいたことに感謝を述べた。
山口代表はこの2年間の成果として、「民主党政権時代に比べ、株価は倍増し、年金の積立金の運用益も25兆円に達した。さらに失業率も大きく下がり、就業者数も約100万人増えている」とし、「アベノミクスが失敗したとの野党の批判は的外れだ」と訴えた。その上で、デフレ脱却、経済再生を確実なものにしていくために、「連立政権として、消費税率10%への引き上げを1年半延期し、再延期はしない方針を示した。と同時に国民の大半が望んでいる低所得者対策としての軽減税率の実現をめざしているのが公明党だ」と力説した。
さらに今後の取り組みとして「物価上昇を上回る賃金アップを促し、消費を喚起し、景気回復の波を家計に、中小企業に及ぼしていきたい」とし、公明党への絶大な支援を呼び掛けた。
前衆院議員で小選挙区予定候補の佐藤しげき氏(大阪3区)は「責任ある実行力の信念を貫き、伝統の1議席を守り抜く」、国重とおる氏(同5区)は「現場の願いを実現し、デフレ脱却へ全身全霊で戦う」、いさ進一氏(同6区)は「技術を持ち、頑張る企業をさらに応援し活性化したい」、北がわ一雄氏(同16区)は「地方、中小企業、家庭で実感できる強い経済をめざす」と強調。また、赤羽かずよし氏(兵庫2区)は「中小企業の競争力、生産性の強化に全力を尽くす」、中野ひろまさ氏(同8区)は「関西の景気回復はこれからが本番。必ず結果を出す」と訴えた。
一方、比例区予定候補の竹内譲氏は「関西経済の復権へ全力を挙げる」、浮島智子さんは「一人の声を大切に現場第一主義を貫く」、樋口尚也氏は「経済再生、軽減税率の導入に力を注ぐ」、濱村進氏は「真の成熟国家をめざし次の50年へ初陣を勝ち抜く」と決意を表明した。
なお、これに先立ち山口代表は大阪府守口市内でいさ氏、堺市内で北がわ氏の街頭演説会に参加した。