eコラム「北斗七星」

  • 2015.01.05
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年1月5日(月)付

 

今年はきょう5日が仕事始めという企業が多い。年末27日から昨日までの9連休を堪能した人も多かったという◆ところで今年の干支は未。年賀状を見ると多種多様な羊がプリントされていたが、そのほとんどがプックリした体型だった。フワっとした毛に身を包まれた体に小さな目を描けば、それだけで羊特有の温かいイメージが伝わってくる◆十二支の視点で公明党のイメージなど考えたことなどなかったが「大衆とともに」で悩める人たちを温かく包んできた公明党のイメージに羊はピッタリの干支だと思う。ただ、地域の人には羊のように映っているのだろうか。「公明党の議員はなんて心の温かい人なんだろう」。この一言が地域に定着してこそ党員、支持者の皆さんは安心するのだが◆干支の話で思い出すのは、前回の統一地方選の年の党新春幹部会。当時は民主党政権だった。席上、山口代表は、この年の干支のうさぎを例に引き、「うさぎは世の人々に尽くす献身の象徴であり、公明党の基本精神とも言える」と語った上で、うさぎの耳の長さや俊敏さといった特徴をとらえ、「(今年も)人々の声に耳を澄まし、世の中の動きに目を凝らし、素早く行動していきたい」と訴えた◆動きののろいカメは十二支にはいない。公明党議員は、羊とうさぎであり続けたい。(流)

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