e防災、環境対策進める
- 2015.01.23
- 情勢/国際
公明新聞:2015年1月23日(金)付
山口代表 国連常駐代表(カリブ共同体7カ国)と懇談
公明党の山口那津男代表は22日、衆院第1議員会館でカリブ共同体(CARICOM=カリコム)諸国の国連常駐代表ら一行(アンティグア・バーブーダ、ジャマイカ、セントクリストファー・ネビス、セントビンセント・グレナディーン、セントルシア、トリニダード・トバゴ、ベリーズの7カ国)の表敬を受け、懇談した。
遠山清彦国際局長(衆院議員)、新妻秀規同局次長(参院議員)が同席した。
席上、山口代表は島国で災害の多い日本が、カリコム諸国と協力関係を築く重要性に言及。小さな島々や海抜の低い国が抱える脆弱性を克服できるよう、「防災、環境、気候変動対策に関する支援措置について議論を進める」と強調した。
セントクリストファー・ネビスのデラーノ・フランク・バート常駐代表は、「日本の経験から多くのことを学びたい」と応じた。
一方、ジャマイカのコーテネイ・アール・ラトレイ常駐代表は日本の福祉制度について質問。山口代表は「年金、医療、介護、子育ての仕組みは全国民に広く平等に適用される制度として定着している」と述べた。
山口代表らは、国連安全保障理事会のあり方についても意見交換した。